それから半刻後、話を聞く者達の数は一気に増えていた。
「ほう…で、貴様の仕出かした事が、都にまで流れて此度の騒動になったと…」
「うう、面目ねぇ」
 幸の僕が全員集められ、そこで改めて悉伽羅本人から事の顛末を聞いた後、幸よりも寧ろ弦の方が冷たく厳しい視線を相手に向けて言った。
 予想通りの反応に悉伽羅はただひたすらに頭を下げて詫びており、その彼に桜が縋って弦から庇う様に悲痛な目を向けている。
「弦様、お願いします、あまりお責めにならないで下さい。悉伽羅様が悪事を働いた訳ではないのですから」
 そんな娘に答えたのは弦ではなく、それまで扇で己をゆっくりと扇いで黙していた蓮だった。
「悪事を働いた訳ではないが、少々干渉が過ぎたな。そもそも吾らは人ならぬ身である以上、過度に人の世に関わってはならぬのだ…それは人の心に惑いを生み、いずれは世を乱す。始まりは人助けだったかもしれないが、見よ。今では僧侶共に彼らの権力を主張する絶好の口実を与えてしまった。権力の争いはいつか戦を生み、お前を殺めた野武士達の様な輩を生むのだ」
「!…」
 ぐ、と言葉に詰まり、姫が顔を俯けてしまった事を受けて、慌てて場にいた文太が声を上げた。
「ちょ、言いすぎだろい! 蓮!」
 続けて、悉伽羅も相手に断った。
「今回の事は確かに俺の不手際だった。だが姫を責めるのはお門違いだ、やめてくれ」
 当人の言葉を受けて、蓮は再び沈黙しながら扇を仰ぎ…ふぅと息を吐いた。
「お前の甘さは…相変わらずか」
 やれやれという口ぶりの男に誰も答えなかった代わりに、桜を見ていた景がその視線を幸へと移しながら言った。
「…はん、戦が起こるのに妖も人も関係あるか。そいつが誰だろうと何だろうと起きる時には起きるんだ。吾としては此度の件でいかがわしい坊主どもを焙り出せた事では歓迎している…」
「……結果として騒がせた事は済まなかったね、景。どうやらここは、吾が手を貸すべきところの様だ」
 うん、と頷いた後で、彼は今度は悉伽羅へと目を向けた。
「のんびりしておいでと言ったけど、悉伽羅、君の今回の旅はここまでだ、いいね。また出て行かせたら今度こそ姫が泣いてしまうし、赤也達も少しは懲りただろう」
「ああ、そりゃ構わねぇよ…無理に出るほど、もう未練もねぇさ」
 しっかりと反省すべきところはしているらしい男は、すぐにそれについては頷いた。
 正直、それ以上の罰も覚悟していたが、どうやら心情的な処も多少は汲んでくれたらしい。
 姫の前だった、というところもあるかもしれないが、取り敢えずそこで話をつけると、幸はゆっくりと座していた身を立ち上げて、景へ向き直った。
「…その堂へ行こうか」
「ああ…その前に、少々打ち合わせたいことがあるのだが?」
「ん?」


『お兄ちゃん!』
「よお、すまねぇなぁ、留守が長引いちまって」
 あのお堂は相変わらず僧侶達の見張りを受けていたが、悉伽羅を含む幸の僕達と幸は、堂へ入るのに扉も開けず僧達にも見られず、只、突然にその中の空間に現れていた。
 わらわらと、見知った悉伽羅以外にも多くの客人が訪れたことで、地蔵の中の子供は少なからず驚いている様子だ。
『な、何があったの?』
「うんまぁ…お前をそろそろそこから出してやろうってな…神様が仰ったんだよ」
『え?』
 悉伽羅と少年の簡単な会話の間に、幸がゆっくりと地蔵に近寄ってそっとその頭部に手を置き…納得した様に頷いた。
「ああ、確かにね…かなり強く絡められている…これじゃあ小さな子供の魂じゃあどうにも出来なかっただろう」
「? どういう事ですか?」
 訝る桜に、仁王が苦笑して説明した。
「人の情念は結構厄介なもんでのう…今、この地蔵の中には子供の魂が縛りつけられとるんじゃよ…その子の親の情念での」
「え…」
 初めて聞く話に、桜だけではなく地蔵の中の子供の思念も相手の言葉に注目する。
 どうやらその反応から、知らなかったのは桜と当事者の子供だけらしく、他の者達にとっては既に周知の事実らしい。
 仁王に続いて柳生が説明した。
「人が死ねば、人はそれを悼みます。それは人として当然の感情。その存在を惜しむ気持ちも、何れはその魂が浄土に逝ける様にと願いに変じるものです。しかし、あまりに近く、親しい存在の生者の情は時折、魂にとって厄介な枷になります」
「死なないでくれたら良かった、生きていてほしかった……いつまでも此の世に魂を引き留めたいと願う気持ちが、逆に魂の輪廻を妨げてしまうんよ。この子の親は、きっと子供が死んでからもずっとそんな気持ちで地蔵に祈っとったんじゃろ…その所為で、この子は死んでからずっと、縛られとったんじゃな……」
「そんな…」
 親の子を思う気持ちが、そんな悲劇を起こしてしまうなんて…と桜が思っていると、その向こうでは、地蔵の前に膝をついた幸が、まるで生きた子の顔を覗きこむように地蔵の閉じられた目に視線を合わせていた。
「…君の親は、どうやら君より先に彼岸に行ってしまったようだよ」
『!…』
 その神の言葉に一瞬感情が揺らいだ様子の子供だったが、意外にも相手はそれを静かに受け止めていた。
『…うん……数年前から、ここに来てくれなくなってたから…そうじゃないかなって、思ってた』
 幼いままに死んだとは言っても、この日まで二十年もの歳月を重ねてきたのだ。
 周囲の変化から、見えない外について何が起こっているのかを察することも出来ない訳ではない。
 ただ、この場から動けず『見る事が出来ない』から、そうと断じることも出来なかっただけだ。
「君をここに縛した親を恨んじゃだめだよ。そこまで君の死を悼んだ人だ、今頃あちらで姿が見えない君の事を探しているだろう……吾がそこから魂を引き剥がし、道を開こう。そろそろ向こうに行って、安心させておあげ」
『…うん』
 相手の受諾を受け、薄く微笑んだ幸が両手を掲げると、そこにふわりと地蔵の周囲を巡る風が立った。
「……」
 それは徐々に強さを増し、地蔵と幸の周囲を巡り始め、その様子を悉伽羅を始めとする僕達はじっと静かに見届けていた。



 堂の中で、人知れず一つの奇跡が起ころうとしていたが、外にいる僧侶達は気付く由もなく、それどころではなかった。
 幸達と予め示し合わせていた景が、今度は侑士だけではなく共の者達を一斉に引き連れ、同時刻に堂へと赴いていたのだ。
 中の変化に目をやる暇も意識も持たずに、僧侶達は時の権力者の来訪に、例外なく度肝を抜かれた。
「み、帝…!?」
「これは…」
 こんな辺境にいきなり訪れた雅な者達の集団に、周囲の平民達は一様に目を剥き、遠巻きにして見守っている。
「誰じゃろうか…」
「何とも見事な出で立ちをして」
「ふん…どうせあの堂の奇怪な噂につられた貴族じゃろ」
 近くに寄らないのは、下手に貴族達に寄ると、それだけで斬られてしまうことが常だったからだ。
 まして況や、あの集団の先頭で馬に乗った若者は、こんな場所など不似合い極まりない程に高貴な姿をしている。
 近づくという事は、それだけで命を捨てるのと同じ行為であることはすぐに窺えた。
 そんな衆目に晒されながら、僧侶達は帝へと礼儀として深く礼を行いつつも、驚いた心を落ち着かせようとしていた。
 何の使いも寄越さず、いきなりの衛門や衛士達を連れての出向。
 そこにはきっと何か深い意味があるはずだ。
 彼らはそこで、最も可能性がある事柄を考え、それを相手に座しながら問うた。
「これは帝…もしや、吾らが寺院が建立した堂の地蔵菩薩に目通りを望まれて…?」
「お前達が建立しただと…? これは異なことを申す者達よ」
「は?」
 ふん、と鼻で笑いながらそう吐き捨てた帝…景は、隣で同じく馬に乗っていた一人の若者へ向かい手を伸ばした。
「寄越せ、岳人」
「はい、帝」
 言われるままに、その若者は懐に忍ばせていた一巻の巻物を恭しく相手に献上し、その後は後ろに控えていた侑士と同じく馬を並ばせる。
 二人が同時に、にっと唇を歪める中、景はばさりと巻き物を開き、僧侶達に凛と通る声で言った。
「確かにこの地区の寺院をまとめているのはお前らの在る寺の様だが…建ててもおらぬ堂を我が物の如く扱うのは神仏を崇める者としては感心出来ぬな」
「な…!」
「見張り程度の者達に言ったところで何処まで理解出来るかな…? まぁ、この程度の堂を建てたのが誰であるかなど、年を経れば経る程にどうでもよくなるもの…しかし、此度の件については、吾は残念ながら見過ごすわけにはゆかぬ」
 挑むように嗤って、景はその目を手にした巻物に落とした。
「修理職(内裏、寺の修理、造営を司る職)に探させた書がここにある。二十年前、ここに堂を建立した記録だ…しかし建立した者として残されているのはお前らの寺ではない、お前らに肩入れしている貴族でもない」
 そして、彼は嗤いながら…しかし嗤っていない瞳を見張り二人に容赦なく向けた。
「吾が母…大后よ」
 帝の母堂である大后の名を聞いて、彼らは目に見えて顔色を失っていった。
 時の最高権力者の母親の功績を横から掠め取るような真似をしたとなれば、そしてそれが事実ならば、最早申し開きも出来ない程の大罪なのだ。
「知らぬのも無理はない。これは母上が口止めをし、修理職にのみかろうじて残されていた真実。もし知っていたらお前らもこんな愚行は起こさなかっただろうな…二十年前、流行り病で多くの民が死んだ後、まだ幼かった母上は忍びで下の世を巡り、この地に立ち寄った。そこで己と年も違わぬ子が弔われているのをご覧になり、少しでも慰めになるようにと堂の建立を命じられたのだ」
 母親自身から聞いた話をそこで明かした後に、景は証を見よとばかりに巻物を投げて見張りの一人に寄越すと、話を続けた。
「…その堂が、何故か今になって騒ぎ立てられ、人心を乱すような噂まで流れていると、母上は大変憂慮なされておいでだ。故に看過出来ぬと判断し、吾が直々に赴いた」
「し、しかし…!」
 僧の一人が、座しながらも帝に上奏する。
 そこには、自身たちの属する寺院の主張を尚信じようと努力する様子が窺えたが、最早絶対の自信は掻き消えていた。
 確かに自分達は、確実な証拠を見たわけではない。
 ただ、上位の僧侶達からこの堂を守護するように申し伝えられただけで、それを遵守することが全てだった。
 当たり前だ、見張り程度の役しか与えられない身分の者がどれだけの事を知らされるというのか…
「この地蔵菩薩が数々の奇跡を起こした事は紛れもない事実でありましょう! 堂の出自が何であれ、この土地の寺院を統括する我々がそれを守護するのに何の不都合が?」
「……夢、でな」
 自らの扇を取り出してそれを開き、ゆっくりと扇ぎつつ顔半分を隠しながら、景が笑った。
「地蔵菩薩が吾の枕元に立ったのだ。『要らぬ世話を焼かれて衆生にも会えず、ほとほと難儀しておる。布施を求める卑しさを見続けなければならぬのならば、いっそ己が涅槃に往かん』とな。故に、吾は母の代わりに、地蔵菩薩を見送りに来たのだ」
 勿論それは、景の偽りである。
 帝の言葉に、僧侶達は顔を見合わせた。
 まさか。
 確かに今の代の帝には摩訶不思議な逸話が幾つも付き纏っている。
 望めば雨が降ったとか、仇なす貴族が悉く災いに遭ったとか…物騒なものも少なくは無い。
 夢を忌み、貴族が仕事を休むこともあるこの世界。
 確かに夢は人間達の実生活に大きな影響を及ぼすものではあったが、だからと言って帝が直々にここまで来るなど前代未聞の話だった。
 その時、僧侶達は背を向けていて気付かなかったが、堂の明り取りから小さな光が覗いたのを景は見逃さなかった。
 どうやら、向こうは上手くやってくれた様だな…
 何かを確認した後、尚、疑念の目を向ける僧侶達に、景がくっくと扇で顔を隠したままに笑みを零した。
「吾にも分かるものをお前達にはまるで分かっておらぬ様だな…お前達の浅ましさへの菩薩の怒りが。良い、今は見送るのが吾の務め、お前達の寺院への処罰は後に伝える…」
 そして、彼は何気なく右手でぱちんと指を鳴らした。
 その行為が終わるか終わらぬかという瞬間、閃光が辺りを包み、僧侶を含めた人々の目を眩ませる。
 悲鳴が上がり、光に慄いた馬達が一斉にいななきながら前脚を蹴り上げる中、閃光に続いて空気を激しく引き裂く轟音が轟いた。
 光…音…そして次に現れたのは炎の柱だった。
 堂が、落ちてきた雷で真っ二つに引き裂かれ、一気に炎が舞い上がったのだ。
 時は日が射す昼間、天には雲ひとつ無い。
 そして雷に打たれたとは言え、炎の柱はあまりにも大きく、派手すぎる。
 有り得ない現実に、帝の連れた一団を見守っていた衆人達は泡を食って逃げ出した。
「っ! 祟りじゃっ!!」
「地蔵様の祟りが!」
 そんな声の中、帝と二人の僕のみが悠然と馬上から騒ぎを眺めている。
 護衛の者達も、慌て騒ぎながらもその場に留まる度胸はかろうじてあったが、今しばらくは戦力としては使い物にはならないだろう。
 しかし、目の前の僧侶達が腰を抜かし、醜悪に這いつくばって逃げようとしている状況からも、身の危険からは程遠い。
「おや、どうした? 仏のことならお前達の専門ではないのか?」
 景が皮肉を込めて彼らに声を掛けているその陰で、全ての事象を仕掛けた者達がその様子をこっそりと覗いていた。
「…ちょっとやり過ぎなんじゃない?」
「あーすっきりした」
 神の幸がしまった…と頭を掻いている脇では、炎を絶妙なタイミングで合わせて発生させた文太がせいせいしたという表情で笑っていた。
 これまで蓮に閉じ込められて書物に埋もれていた鬱憤が少しは晴れたらしい。
「よ、良かったのでしょうか、地蔵もろとも…」
 あわわ、と驚いてその様子を見守っていた桜姫には、心配するなと弦が答えた。
「…あの子が涅槃に行った以上遠慮は要るまい…魂が抜けた以上、今のあれは只の石だ」
「しっかし景の奴、異常に楽しそうじゃの〜〜」
「余程、怒っていたんでしょうねぇ…」
 仁王や柳生がおやおやと見守っている向こうでは、腰が抜けたまま戻る様子が無い僧侶達に、景がしっかりと止めを刺していた。
「良いか! 貧しき者達より仏の功徳を使い布施を強要したお前達の悪行、しかと吾と地蔵菩薩は見届けたぞ! どれだけ僧が偉いのかは知らぬが、朝廷より沙汰が下るまでお前達は寺で謹慎だ、帰ってしかとそう伝えよこの馬鹿者共め!!」
 その命に、最早僧達は抗う術も心の強さも持つ事は叶わなかった……



 そして地蔵の噂はまた暫し人の世に伝えられていたのだが、実物がなくなった事もあり、それもやがて下火になっていった。
「人って即物的な生き物だよね…拠り所が見つからなくなれば、またすぐに他の何かを見つけて縋ろうとする…いっそ逞しいよ」
「全くだな」
 その日、久し振りに幸の宮を訪れた景は、くぴっと盃の中の酒を呷りながら幸と語らっていた。
 傍には、酌をする為に桜が付き従っており、彼らの話にじっと聞き入っている。
「騒動が収まったのは何よりでしたけど…僧の方々の処遇はどうなったんですか?」
 少女の問いに、酒を注がれながら景はけろりとして答えた。
「ああ、いっそ取り潰してやろうかと思ったが、下手にそんな事をしたらまた他の寺院の奴らが変な考えを持つコトも考えられたからな…適当に上の奴らの首を飛ばしてやって、沙汰を済ませた」
「!!」
「あ、役職を解いたって意味だからね」
 本当に生首刎ねた訳じゃないから、と怯えた姫に幸がそう注意をしてから、ふぅと息を軽く吐き出した。
「ウチの僕が引き起こした事だったとは言え、大事にならなくて良かったよ。君の母君も一安心だろう」
「まさか自分の建立した地蔵とその堂が騒ぎの渦中にあると知ったら、誰であろうと心を病む…先日全ての報告を行い、安心なさっていたからな、それだけでも良かった」
「本当に良かったですね……あ、お酒切れちゃいました」
 また入れてきますね…と一時その場を離れていく姫を、景がじっと見つめている。
 いつにない執心の様子に、何事かと幸が首を傾げた。
「どうかした?」
「…ああ、まぁ、母上の懸念が取り除かれたのは何よりだったんだが…」
 そこで、景もまた小さく息を吐き出した。
「懸念の種が無くなったら、今度は吾の子が見たいと言い出して…次々と要職の奴らの娘どもに文でも書けと」
「姫はあげないよ」
 大体読めたとばかりに幸が先手を打ち、景も当然それについては読んでいたとばかりに首を振った。
「言うと思ったぜ。しかし正直、朝廷内の息が詰まりそうな人間づきあいより、ここでの姫との語らいの方が余程心が落ち着く」
「そういう殿中のしがらみなんて無縁だからね、彼女は。山の自然の中で過ごしていたから、都の娘達の様な贅沢なんか知りもしない。どの道妖である以上、人の男と添い遂げることなど叶わないけれど」
「……」
 何を思ったのか、暫し無言になった景に倣い、幸もじっと口を閉ざす。
 そこにあったのは妖達への哀れみか、それとも、そのまま人として死なせてやらなかった悔恨か。
 しかし、そんな沈黙も長くは続かなかった。

『赤也―――っ! 文太―――っ! お前らまた〜〜〜〜〜っ!!』

 二人がいる間まで届けられてきた威勢のいい怒鳴り声は、間違いなくあの生臭坊主のもの…
「……」
「……」
 またか、という表情を刻んだ二人の内、最初に口を開いたのは幸だった。
「……彼なら預けてもいいけど…と言うより、お代は要らないから暫く引き取ってやってくれないかな」
「また家出する時には、絶対に都には近づくなって言っとけ」
 今度彼が家出するのはいつになるだろう…
 悩みながらも、それを口に出すことは憚られる、二人の神だった…






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